①先日のニュースに、皆びっくりしました。秋田のスーパーに何と熊が侵入、そのまま立てこもってしまったと。
大きなスーパーで、熊がどこにいるのかわからず、警察も猟銃会の人も、外でウロウロするのみ。ドローンを飛ばして探す案も浮上。
何とか、熊をおびき寄せて「おり」に入れることに成功。よかったよかった!
しかし、根本的な問題は未解決。専門家によると、今年は木の実などが豊作で熊のえさは山にたくさんある。しかし、こうして町に下りてくるのは、別の理由。
熊が昨年の不作の時、町に下りてきて、里には美味しいものがたくさんあると学習したからだろうと。この説が正しいと、またこうしたことは起こるでしょう。
②テレビの番組でまたビックリ!今度は、熊が家に入り込んで、こたつに入っていたとの報道。場所は、はっきりしませんが、福島だった?
家の人が帰宅したら、熊がこたつの中に入っていて、お尻だけ出ていたと。マンガみたいな話。しかし、ことは深刻です。
以前読んだ児童文学者の「あまんきみこ」さんの「熊紳士」という話を思い出しました。熊が生活圏を人間に奪われて、人間の姿になって、町に住んでいるという物語。
確かに、木の実よりは、お肉の方がおいしいし、寒い冬にはこたつに入りたいでしょう。近年は、イノシシが学校に侵入とか、サルが町中を走り回るという
報道もあります。人間は、熊などの野生動物と、いかに共存していくべきなのでしょうか。
人間にとっても、野生動物にとっても、良い方法を真剣に考える時期と思います。